構築の流れ
クロスクラウドの開発サービスの基本的な流れは以下のようになります。
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すべてが欠かせない項目ですが、「確実に使われるシステム作り」のために大事になってくるのが、
・戦略コンサルティング
・リリース後の継続的改善
です。
例えば現在の基幹システムをリニューアルするとき、「リニューアルすることが目的」になっているケースがよく見られ、
実際のところゴール設定ができていなかったり、まず何から手を付ければ良いのかわからない、といったケースがよく見られます。
また、最初に机上で定義したものと、リリースしてそのシステムを運用するとなったときに、少なからず改善の余地があるものですので、
リリース後のPDCAはとても大事です。
システム開発における上流から下流まで、端から端までをしっかりカバーする構築フローを考え、実行しています。
■戦略立案から継続的改善までをワンストップで可能なチーム編成
例えば、とある案件の布陣はこのようなイメージです。
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ポイントは、当社ではカスタマーインスタンスと呼んでいるのですが、開発者視点、顧客視点、第三者視点。
様々な視点からバイアスなく良いものを作るということを大切にしています。
そして、この布陣でどのように進めていくか、というところが最も重要なポイントのひとつです。
■柔軟性と精緻さを併せ持った「ハイブリッド・アジャイル型」
アジャイル型、ウォーターフォール型、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
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どちらもシステム開発の手法なのですが、
ウォーターフォール→最初に精緻に設計して承認して作っていく手法です。後からの柔軟な変更が難しい反面、
全体像がみえやすいので、大規模プロジェクトなどではこちらが用いられるケースも多々見られます。
アジャイル→あえて厳密に定義をしない、1機能ずつ小分けでリリースしていく手法です。柔軟な変更が可能な反面、
終りが見えずらくなったり、最初に作ったものからズレてきてしまったり、というデメリットがあります。
それぞれメリット・デメリットありますが、当社では計画性と柔軟性を両立させたハイブリッドアジャイルを独自に定義し実現しています。
「20%問題」の回避
システム開発の世界では「20%問題」という言葉があります。
![](https://xross.cloud/wp-content/uploads/2021/03/4e91f8fb7f49e3e401cb757835b448c7-1024x431.png)
開発項目のうち、主要な80%の部分と残る20%の部分に同等の工数がかかってきてしまうというものです。
また、併せて事前に議論を重ねて検討した仕様のうち、30%は使われないというデータもあります。
クロスクラウドでは、速やかかつ実用性を重視。
主要な80%の設計と実装をまず第一に考え、その後リリースしたうえでのフィードバックからの継続的改善で
100%に近づけていく手法をとっており、これがお客様のご満足の理由のひとつとなっています。