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働き方改革の切り札 クラウド型AI-OCR

働き方改革

「一億総活躍社会」の実現に向け、ワークスタイルの変革が求められています。
柔軟な働き方を可能にする社会を目指すと共に、国内労働力の中核を担う「生産年齢人口」の深刻な減少を受け、「働き方改革」として政府により提唱された国家プロジェクトです。

それに伴い、企業は生産性向上・業務効率化と真剣に向き合わねばならない時期に差し掛かっています。

生産性向上・業務効率化の具体的な取り組みとして、今やICT(Information and Communication Technology)の活用は、避けて通れないと言えるでしょう。

生産性向上・業務効率化を進めるICT活用とは

生産性向上・業務効率化を進めるICT活用の具体例として、奇しくもコロナ禍が追い風となったリモートワークや、そのためのコミュニケーションツールの導入などが挙げられます。
またリモートワークの実現には、ICTの導入だけでなく、紙文書をデジタルデータ化し、電子データとしてやり取りを可能にする必要性もあります。

つまり企業内で生産性向上・業務効率化を進めるにあたって、業務内容によってはOCRの存在が欠かせないという場合があります。

OCRの仕組み

OCRとは、主に活字を認識し、デジタル化する光学文字技術のことです。

フローとしては、まず帳票などの書類をスキャンし文字を抽出し、デジタルデータとして処理できる文字に変換します。
OCRを業務に導入することで、従来の手入力にかかる労力が削減され、省人化・省力化が達成されるのです。
さらにはPC上の定形業務を自動化できるRPA(Robotic Process Automation)との連携により、大幅な業務効率化への期待も高まっています。

コロナ禍のリモートワークの導入は、業務フローやその仕組みを根本から改善する契機になっていると言っても過言ではないでしょう。

AI-OCRとは

そもそも日本語は、漢字・ひらがな・カタカナと、その文字の種類が多いため、正確に読み取ることが難しい言語だと言われています。
そこに新たな潮流を巻き起こしたのが、AI(人工知能)の台頭です。

AI-OCR

従来OCRは、あらかじめ決まったパターンでのみしか文字を識別できず、例えば工場の「工」とカタカナの「エ」を誤認してしまうことがありました。
また読み取る帳票のフォーマットにおいても、あらかじめ設定されているレイアウトの定型フォーマットしか対応しておらず、さまざまな帳票をOCRで認識させたい場合などは、その都度設定が必要となります。

このような弱点を持つ従来型OCRに、AI技術を加えることでブレイクスルーが起こり、OCR技術は劇的に進化しました。

文字認識精度はAIのディープラーニングにより劇的に向上し、対象は活字から手書き文字へと広がりました。
またAIの自動判断により、非定型フォーマットにも柔軟に対応することができ、読み取る対象を選ばなくなりました。

クラウド型AI-OCR

AI-OCRは提供形態により、クラウド型オンプレミス型があります。
導入にあたり、注目されているのがクラウド型です。

クラウド型はクライアント企業側にサーバー設置の必要がなく、アカウント発行・ユーザー登録などの最低限の作業で開始することが可能となるため、運用開始までスピーディーに進めることができるからです。
さらにサーバーとソフトウェアを用意せねばならないオンプレミス型と比べ、より低コストで運用を可能とします。

クラウド型AI-OCR

複数のクライアント企業でAIを共用するため、パブリッククラウドを利用することで、AIはビッグデータから自動的にデータを収集・分析するため、AIの学習効果はより高まることになります。
加えてバージョンアップもクラウド側で行うため、自社にシステムエンジニアを用意するなどといった人的リソースを割くことなく、常に最新機能を使用することができます

またクラウドサービスにおいて、弱点とされてきたセキュリティー面ですが、現在クラウド型がオンプレミス型に比べ、セキュリティーに弱いということは、必ずしも当てはまらなくなってきました
なぜならクラウドサービスが普及し始めた2010年より、多くの業界、多くの企業にサービス提供してきた結果、多くのセキュリティー要件を満たし、着実に機能実装を重ねてきたからです。

それは同時に、クラウドサービスの性質上、セキュリティー基準の高い企業の要求を満たすことで、全クライアント企業に、高いセキュリティー要件を共有することができるということでもあります。

そしてオンプレミス型と比較し、カスタマイズに柔軟性がないと思われがちですが、APIを使用することで、他システムの連携などの面において、カスタマイズ領域の要求に応えることも可能な時代となったのです。

クロスクラウドのOCRとは

クロスクラウドでは提供型サービスではなく、一社一社のニーズに応え「フルオーダーメイド」 「スピード開発」 「クオリティ」の3つの柱を掲げ、お客様の業務形態に応じたペーパレス化を実現致します。

認識率90%以上の高精度AI-OCRが、書類データを自動解析し電子化。
書類仕訳から、データベース格納までのフローを、一括自動処理。

クロスクラウドなら、クラウド型AI-OCRを低コストかつ、スピーディーにご提供することが可能です。

業務改善やAI開発など
お気軽にお問い合わせください。

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